感染しないために免疫力を高めるには?-基礎編-

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免疫力
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感染しないために免疫を高めるには?-基礎編-

新型コロナウイルスに感染しないために、できることはなんでしょうか。

今回は、感染しないために、免疫を高めることについてまとめました。

まずは、基礎編です。

免疫とは?

 免疫とは、病気になるのを防いだり、病気を治したりする身体に備わったシステムのことです。

免疫の働きは?

 ・感染の防衛

 ・健康の維持

 ・老化や病気の予防

 ※がんやこころの病気も予防している

 言い換えれば、生命力とも言えます。
 免疫力が高いほど生きる力も強いと言えます。

免疫の仕組み

 免疫の始まりは、自分 と 自分以外 を選別することです。
 つまり 自分 か 自分ではない かを見分けることです。
 自分であれば存在を許し、自分以外であれば攻撃する。
 自分以外に厳しく対応するのが免疫の大事な働きです。
ただし、例外があります!
 それは、食べ物 です。
 食べ物も 自分以外 です。
 なのに、免疫が働きません!
 本来であれば食べ物も免疫システムの標的になります。
 しかし、食べ物がなければ生きてはいけません。
 なので、食べ物など 一部の自分以外 を免疫の選別から外すことが
 できるのです。
 それを 経口免疫寛容 といいます
「ほんとはだめだけど、君は昔から知っているからいいよ」 
 って感じです。
 それに対して、病原体に対しては、
 「ダメ、絶対!!」ができます。

免疫は誰の仕事?

 免疫の仕事は 白血球 の仕事です。
 白血球とは、一つの細胞ではなく、「チーム免疫」のことです。
 以下にメンバーを書きます。
・単球(マクロファージ)
 細胞や異物を食べる。その情報をリンパ球に伝える。
・顆粒球:以下にメンバーを書きます。
  ・好塩基球
  ・好中球
  ・好酸球
・リンパ球:以下にメンバーを書きます
  ・NK細胞(ナチュラルキラー)
   体内をパトロール。病原体やがん細胞を見つけると単独でそれを殺す
  ・Tリンパ球
   免疫の後方部隊であり本隊。アレルギーに最も関与。
  ・ヘルパーT細胞
   司令塔
  ・キラーT細胞
   実働部隊。異物と戦う  
  ・制御性T細胞
  ・Bリンパ球
   抗体を作り出す
   ※抗体とは外敵と戦うための武器。     
 
 NK細胞が非自己を倒せなかった場合、ヘルパーT細胞から情報を受けて
 Bリンパ球は抗体を作ります。
 抗体ができると敵を倒す力が強くなります。
 免疫といっても、いろんな細胞が働いてくれているんですね。

まとめ

 免疫といっても、いろいろな細胞が働いており、私たちの身体を外敵から守ってくれています。
 次回は、感染しないために免疫力を高めるには?-実践編-を書きます。
 
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