感染しないために免疫力を高めるためには?-実践編-
今回は、免疫力をどのようにして高めるかについての一部をまとめました。
腸内細菌が免疫力低下の原因??
人の腸には、約200種類100兆個もの腸内細菌がいます。
この腸内細菌が「マイクロバイオーム」という細菌叢(さいきんそう)を作って、
腸内に一種のバリアを形成しています。
このバリアによって、外敵が体内に侵入しないように選別しています。
つまり腸内細菌が適切に働く環境を腸内で作っておく必要があります。
腸もれが免疫力低下の原因??
腸の壁を作る粘膜細胞の、新陳代謝は速く、皮膚が28~56日で生まれ変わるのに対して、
腸の粘膜細胞は1~2日で入れ替わります。
このスピードを支えているのが腸内細菌です。
この腸内細菌が貧弱であると、細胞の新生がうまくいかなくなり、
細胞の連結が緩み、腸壁に目に見えないほど細かな穴が開いてしまいます。
これを「腸もれ」といいます。
欧米では「リッキーガットシンドローム」と言われています。
この腸もれによって、未消化の栄養素や外から侵入した細菌、有害物資などが体内に漏れ出してしまうのです。
つまり、この腸もれを起こさないことが、免疫力を高めるひとつの手段といえます。
ではどのようにしたら、腸もれを起こさないのか考えていきましょう。
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